認知症はなりたくない病気NO.1

2023年4月から国立長寿医療研究センターの研究チームのお仕事もしています。

チームが開発した認知症予防プログラムの社会実装を目指したプロジェクトで、実際に

教室のインストラクターをしながら、教材の見直し、今後の展開に向けて阻害要因となる

事象の洗い出しと対策の検討、インストラクター向け研修の資材開発などを行ってきました。

現在はインストラクターの評価基準の検討など、育成プログラムについてのお手伝いをしています。

 

認知症の原因は、認知症になる数十年前から発生していると言われていますから、できるだけ

早く対策も取り入れて行けたらいいですよね^^

どの対策も日常の中でできるものですので、皆さんご自身はもちろん、ご家族のお役に立てたら

幸いです。

 

ということで、今回から何回かに分けて、認知症予防についての情報をお届けしていきたいと思います^^

 

 

◾️認知症はなりたくない病気NO.1

 

みなさんは認知症について、どのようなイメージを持っていますか?

また自分自身や家族など身近な人がなる可能性について、考えたこと

がありますか?

 

 

 2021MS&ADインターリスク総研株式会社のアンケート調査に

よると、認知症は発症すると生活が著しく不自由なものになことなど

から、「最もなりたくない病気」として認識されている、という報告

を発表しています。

 

 ところが、なりたくないと考えているにもかかわらず、予防をして

いないという人が半数以上。この点については他の病気についても同

じような報告があり、「予防」についてはなかなか腰が上がらない、というのが現状のようです。

 

 認知症は予防できるものであること、また、軽度認知障害(MCI

の段階であれば、健常な状態に戻れる可能性もありますので、ぜひ

みなさまにもその情報をお届けしておきたいと思います。

 

 次回から何回かに分けて、日常でできる認知症予防に有効な

対策についてお伝えしていきますので、みなさま自身の将来の

リスク回避と、ご家族に心配がある場合の参考にしていただけ

たらと思います。