2024年は明けて直後に能登で地震がありました。
コラムを読んで下さってくださっている方の中には、帰省中に被害に
遭われたり、ご親族が被災されている方もいらっしゃるかもしれません。
また、今なお避難生活は続き、大変な思いをされている方がたくさん
いらっしゃいます。
改めまして、被災されたみなさま、ご関係のみなさまには心より
お見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興を願ってやみません。
今回のコラムは、震災を通して改めて考えさせられた
「健康であることの意味」について、共有させていただきます。
この機会に、みなさまにもぜひ考えていただけたらと思います。
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元日に起こった能登での大きな地震。みなさまはその時どうして
いらっしゃいましたか?
私の住んでいる地域では、震度3〜4の揺れが1分以上続き、なかなか
収まらない揺れに、急いでTVを付けて情報収集をしました。
刻々と情報が伝えられ、被災の状況、避難生活を余儀なくされる
多くの人の姿、また、災害関連死の情報を目にし、聞くたびに、
健康を維持することの重要性を感じずにはいられませんでした。
そんなふうに私は考えるのですが、みなさまはどう考えられるでしょうか?
これは、健康な人に限られることでなく、何らかの病気や障害があったと
しても、少しでも今の状態を維持すること、少しでも良くなるためにやるべきことに向き合うことは、それだけで多くの人の力になり、役に立つ尊い行為
だと思います。
地震の多い国に住む限り、いつどこで被災するかはわかりません。
その時のために備えるのは防災グッズや保存食だけでなく、自分や家族、
また社員の健康に備えることも忘れないでほしいと思います。