負の感情を切り替える方法

 心の中に不安や心配が巡ったり、些細なことでイライラしたり、時には人と比較して自己嫌悪に陥ったり羨ましく思ったり。

自分でもそんな思いを抱えていることは良くないとわかっていてもなかなか抜け出せないことはありませんか?

 

脳の特性上、負の感情に浸かってしまうのは様々な面で損をすることになりますので、そこから脱却するために客観的になることやリフレーミング(物事を捉え直すこと)などが勧められることが多いです。そういう時は感情面が強く出て、冷静に物事を見られなくなっていたり、思い込みから抜けられず多面的に考えることができなくなっていているからです。しかし、それを知っていても、感情の中にいるときに切り替えることってなかなか難しかったりしますよね。

■脳の特性

 その脳の特性とは「脳は主語を理解できない」ということ、そして「いつも思い浮かべていることを望んでいることだと理解する」ということ。例えば愚痴や悪口を頻繁に口にしていると、脳は「自分がそういう人間だ、そうなりたいんだ」と理解してしまうとうことです。さらに、それだけでなく、そうなるように行動を選択していくようになるのです。

良い人生を望むのであれば、それはできるだけ避けたいですよね。

ではどうしたら良いでしょうか?

 

 

■負の感情を切り替えるコツ

 愚痴や悪口を言いたくなったり、怒りや自己嫌悪の感情が湧いてきたら、無理に我慢するよりも、声に出して良いので、背筋を伸ばして上を向いて、その思いを言葉にしてみてください。すると、どうでしょう。それまで尾を引きがちだった負の感情が長続きしないこと、いつの間にかそう考えられなくなり言葉が出てこないことに気付くことでしょう。

 

 負の感情が湧いている時、うつむいて背中を丸めていると視野が狭くどんどん内向きに篭っていきますが、反対に背筋を伸ばして上を向くと視野が広く様々な情報が入ってきます。また姿勢はホルモンバランスとも関係していることから、良い変化が期待できますよ^^癖になるまで繰り返し試してみてください。