靴を購入する時、何を一番の基準にしてますか?
デザイン、脱ぎ履きのしやすさ、楽なことetc...いろいろありますね。
この中の「楽なこと」をさらに見ていくと、大きくは「締め付けがなくゆったりしている
こと」「疲れないこと」に分かれるのではないでしょうか。
さて、この2つには決定的に大きな違いがあって、実は、ここを間違えて靴を選んでいると、「全然楽じゃない><」なんてことが結構あるんです。
そこから「歩くのキライ!」となり、ついには「移動はどんなに近くても絶対車派!」なんてことにもなりかねません。
将来の身体への負担を減らすためにも、もっともっと気持ちよく歩くためにも、靴を選ぶときは以下のポイントをぜひ参考にしてください。
◾️靴を選ぶ3つのポイント
① 足にフィットしていること → 歩くときに踵がパカパカ脱げない
歩くときに踵が脱げる靴は、歩くときのポイントの1つ ”後ろの脚の膝を伸ばして後ろの脚で
地面を蹴って歩く“ ができません。
② 中で足が泳がないこと → 幅広靴はNG
幅広で中で足が泳ぐほど余裕がある靴は、土踏まずのアーチ機能をサポートする力がほとんど
ないため、とても疲れやすいです。また、ターンなどで切り返す時の踏ん張りが効きづらいです。
③ 爪先から1/3のところ(ボールジョイント付近)で
ソールが曲がること
曲がらない靴は地面を蹴るときに親指の腹と親指の付け根で
地面を蹴る動作を妨げます。
上記3つの共通点は、足部のアーチ機能を使えず、疲れやすくなること、歩いたり走ったりする時の身体への衝撃が大きくなること、ペタペタとぼとぼ歩きになるため、運動効果も半減してしまうこと、などが挙げられます。
「幅広靴は楽でいい」という考えは、実は正しくありません。
将来的には姿勢、ボディライン、心身の健康にも影響していきますので、靴選びも意識的に行っていきましょう!
また、これは大人に限ったことでなく、お子さんにも同様です。
もし、「うちの子歩くの嫌いなんです」「すぐに抱っこして欲しがるんです」というお悩みをお持ちなら、
靴が合っているか一度チェックしてみてください。
足が痛かったり履いているときに心地良くないから歩くのを嫌がっている可能性が少なくありません。
靴を履くと足が痛い → 歩きたくない(靴を履きたくない)→ 外で遊ばない → 運動しない → 運動が苦手・・・
外にでること、身体を動かすことが嫌いな習性は、もしかしたら子供の頃の身体に合わない靴が
原因になっているかもしれません。
次回は今持っている靴の負担を減らすコツ。インソールについてお話したいと思います^^お楽しみに!