いろいろあった2020年も残りわずかとなりました。新しい年を迎える準備をしつつ、1年に1度「年末年始」だけを特別に意識するのって、ちょっともったいないことかもしれないと気付いた2020年です。
今年はどの年よりも「時間」を意識して過ごたからか、その時々で「ズレ」に気付き、軌道修正することができました。
「あのままいかなくてよかった」ということがいくつもあったことを思うと、時間を意識して過ごすことは良いのかもしれません^^
みなさまにとっては、どんな1年でしたか?
さて、今回のコラムは「睡眠」についてです。
ちゃんと眠れていますか?
◾️脳の疲れをとることがでいるのは睡眠だけ
左のチェックで当てはまるものはありましたか?
当てはまるものがあれば、もしかしたら十分な睡眠がとれていないかもしれません。
身体の疲れは横になるだけでもとることができますが、脳の疲れは睡眠でしかとることができないと言われています。疲れやすい、ダルい、イライラする、集中できない、不安や心配が以前よりも強くなった、などのことがあれば睡眠を見直してみるのも一つかもしれません。
◾️ぐっすり眠るために避けたい「寝る前の習慣」
睡眠を妨げるものは様々にあることが知られていますが、今回は
寝る前の習慣に絞ってお伝えします。
眠りが浅い、ぐっすり眠れないと感じている方は、右のチェックに
いくつも当てはまっていませんか?
以下、簡単に説明していきます。
①寝る直前までスマホやPC、TVを観ている
寝る直前まで明るい光が目から入っていることにより、脳は日中と
勘違い。眠るどころか反対に覚醒してしまいます。
→眠る前は明かりを少し落として過ごすのが良いと言われていま
す。
②寝る直前に熱いお風呂に入る
③寝る直前に激しい運動をする
眠る時にはリラックスの神経「副交感神経」が優位になっていて欲しいところですが、
熱いお風呂に入ったり激しい運動をすると、反対に交感神経優位になってしまいます。
そのため、気分が高まり眠りにくくなります。
→入浴は、寝る1時間程度前に済ませておくと、体温が下がり始めるため、寝つきが
よくなります。
寝る前に身体を動かしたい場合は、ストレッチがおすすめです。気持ちよく身体を
伸ばすことでリラックスの神経、副交感神経が優位になりやすいです。
④寝る直前に食事をする
眠る直前の食事は、胃や腸が働いているために眠りが浅くなります。
→食事は寝る2、3時間前までに済ませるようにしましょう。
⑤寝る直前にコーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、その血中濃度が半減するまでに
4〜5時間かかります。
→コーヒーは夕食前までと決めておくと良いかもしれませんね^^
⑥寝る直前にお酒を飲む
眠る前の飲酒も、アルコールの代謝の過程で脳が活性したり安静を妨げ眠りの
質が低下します。
睡眠の質が良くないと感じている方は、まずは今回お伝えした中の当てはまるものを
しばらくやめてみてください。それだけでも眠りの質は変わってくるはずです。
次号は、睡眠の質を高める習慣をお届けします^^